ほぼ2か月ぶりという、まったく久しぶりの映画館で「トップガン マーヴェリック」見てきました。添付の広告チラシは当初の公開予定のもの。この作品もコロナの所為で延期になっていた。2年間も寝かせて待ったことに、制作陣の沸々とした焦燥と熱い想いが伝わってくるような。
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いやー面白かった。これぞハリウッド製アクション映画。大画面高画質大音響高音質の映画館で非日常を体感できるこのシアワセ。映画はやっぱり映画館で見ないといけない。

前作から30数年経っても現役のジェットパイロットを続け、これは職業ではなくオレの人生そのものだと言い切る主人公。その人生にやがて訪れる黄昏のときに、死をも覚悟しなければならないような危険なミッション。おそらくこれが最後の任務に・・・。

そんな流れだったので、お涙チョーダイのラストになると思いきや、終盤はうますぎる話しのもっていきように、そりゃないでしょと思いながらも許してしまった。やっぱり物語はハッピーエンドがいいのだ。繰り返すがこれぞハリウッド製アクション映画。

前作ではトム・クルーズのライバルを演じて、彼と共にこの作品で売り出したバル・キルマーも久しぶりだったし、私と同い年のエド・ハリスもチョイ役だったけれど、ちょっと出てくれただけでも同い年にはうれしいのだ。トム・クルーズを取り巻く出演陣はそれぞれにキャラが立っていて印象的な俳優が目につきました。

特に前作での不幸な出来事を引きずってトム・クルーズに反発するパイロットが誰だか思い出せず、あとで確認したら「セッション」でジャズドラマーを目指す青年を演じたマイルズ・テラーでした。その前作の回想シーンで登場した売り出し前のメグ・ライアンも懐かしかった。

本作で久しぶりに拝見したジェニファー・コネリーは撮影当時50歳ちょい前くらいでしょう。とてもそんなお歳には見えない。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」に14歳でデビューした時からの相も変わらぬ美しさに、70過ぎのジジイがもううっとりですよ。

この映画を鑑賞して、あらためて映像技術の革新的な進歩やCGの活用と、アクション映画の昨今について考えてしまった。長くなりそうなのでこれは別の項で。

さて、本作を鑑賞した映画館では併せてトム・クルーズの次回作「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング」の予告編が流された。予告編を見る限り、ムッチャ面白そう。来年公開だそうである。来年かぁ。先はながいなぁ。それまで死なれへんやないの。