監督が「クレイジー・ハート」のスコット・クーパーで、クリスチャン・ベイル主演の西部劇となれば、これは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」をもう一度見に行くつもりだったが、こっちのほうも放っておけない。で「荒野の誓い」見てきました。
190916_Hostiles
やっぱり見といてよかった。おもしろかった。いや、おもしろかったという表現はちょっと不適切か。ずっしりと重い。憎しみや復讐心の連鎖といったらいいのか。そんなテーマが描かれている。と、受け取りました。

民族とか、宗教、肌の色の違いによる軋轢は、19世紀のアメリカ西部であろうが現代であろうが同じなんだ。鑑賞後の感想はそんな印象で、けっして後味はよろしくない。それでも生き残された人たちは前へ進むんだ。そんな希望が持てそうなラストに、ちょっとホッとさせられた。

シャイアン族の年老いた首長とその家族を護送する騎兵隊の大尉(クリスチャン・ベイル)に、その道中で助けた未亡人(ロザムンド・パイク)を含めた一行の、ニューメキシコ州からモンタナ州までの旅のお話。

主人公の大尉とシャイアン族の首長とはかつての宿敵同士だったが、旅が進むにつれてお互いに理解し合っていくのだが・・・。未亡人はコマンチ族に家族を殺され、インディアンに対して恐怖心と復讐心に神経を病んでいるが、やがてシャイアン族家族のやさしさに、癒されていくのだが・・・。

クリスチャン・ベイルは相変わらず上手い。ロザムンド・パイクが良かった。家族を殺されひとり生き残ってしまい、抜け殻になってしまった未亡人から、だんだん生気を取り戻していく過程が印象的だった。

ということで、次はもう一度「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を見に行こう。