YAMAHAなど、そのテのサイトでは、楽譜を1曲単位で150円とか200円程度で販売していて、時々利用している。先日からギターで弾いてみたい曲があって、あちこちのサイトを探したがこれが見当たらない。その曲というのはシャンソンである。
アマゾンで「シャンソン集」など一冊になった楽譜を買えば済むけれど、これが何千円とチョットお高い。それに欲しいのは1曲だけで他の曲は必要ない。ネット通販の無かった時代にはそれが当たり前だった。我が家にはこういった楽譜集がいっぱいある。1曲単位で買えるのを知ってしまったら、どうも勿体無い。
私の娘が不要になった子供の服などを、せっせとメルカリを通して売っているのは知っていた。先日は家人が、マリメッコの生地をメルカリで買ったと見せびらかすではないか。幼児を抱える母親や、65を過ぎたオバサンが、スマホやタブレットでモノを売ったり買ったりしているのである。
それも相手は同じような人たちだと想像できる。その昔、パソコンを使いこなせる人たちの特権だったやりとりが、今やこうしたシロウトさんまで拡がっているわけだ。そして、パソコンが持っていた得意分野の多くが、スマホやタブレットに替わってしまっている。
ヤフオクなど、昔からこういったものは知ってはいたが敬遠していた。なるべくモノを安く買おう。とか、不要になったモノをなるべく高く売ろう。とかが、なんかビンボウ臭くて嫌だった。「ビンボウ」というのは幼少のころの体験で、大っ嫌いな言葉である。
しかし、今やシロウトさんもやっているわけだ。ひとつ体験してみよう。ということでやってみた。
一昨日にiPadから会員登録、「シャンソン 楽譜」で検索。1,000円でありました。「シャンソンとタンゴ集」の表紙に「㐧2△」とあるが、この△が旧漢字のようで読めない。紙もコーヒー色に焼けている。大正か昭和初期の年代モノの楽譜のようである。探していた曲が掲載されていた。1,000円とチョットお高いのに、なぜかビンボウ臭い感じもするが・・・、ここは経験だ。エイヤッと即購入。