久しぶりに映画館に足を運ぼうと思ったけれど、ゴールデン・ウィークというのに特に見たい映画が無い。で、先日の旅行中に機内で見た映画の感想など述べて、この場をつなぎます。
ロサンゼルス行きの飛行機で見たのが「LIFE!」、ニューヨークからの帰りに見たのが「アナと雪の女王」と「アイアンマン3」の3本。ちなみに3本とももちろん日本語吹替え版。
7~8インチの小さな液晶画面で、飛行中の騒音の中で、聞き取りにくいヘッドフォンで、機体が揺れだすとシートベルト着用のアナウンスなんかで中断されたりと、映画を鑑賞するにふさわしくない環境で見るのだから、映画が可哀相だし、作品本来のクオリティも十分に発揮されないのは承知の上で鑑賞。
まず「アイアンマン3」。トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrの相も変わらぬトボけた演技で楽しめた。ミッキー・ロークが悪役を演じた前作より面白かったかも。そうか、前作は映画館で千円払った。こっちはタダだ。タダには弱いのだ。
次に「LIFE!」。予告編で見た限りでは「フォレスト・ガンプ」のような雰囲気が漂い、ちょっと期待していた。テレビの芸能ニュースで、日本語版吹替えをナイナイの岡村隆史がやるというのも知っていた。この岡村が良くない。お笑い芸人として特に好きでも嫌いでもないが、これは良くなかった。
他の出演者が標準語なのにひとり関西弁でしゃべるから違和感はあるし浮いているし、主役のベン・スティラーよりも前面に岡村の顔がチラつくしで、まったく作品に入り込めず30分くらいで止めてしまった。つまり結局見ていない。WOWOWの英語版を待って、あらためて見直そう。
そういえばロン・ハワード監督の「ラッシュ/プライドと友情」の日本語吹替えをKinKi Kidsの堂本光一と堂本剛がやったりと、話題づくりや彼らのファンを呼び込むためにはいいのかもしれないが、作品としてのクオリティを保つためにもプロの声優さんに任せればいいと思うんだけれど、どうでしょう。
こちらは成功した日本語吹替えになるんでしょう「アナと雪の女王」。長くなったので続きは次回に。