8月1日から始めた「パソコンで音楽」。導入編・実用編と合わせて26回ほど小欄で続けてきたがこれでおしまい。ほんの思いつきで始めたがけっこう手間ひまかかってしまった。まぁ、毎日がヒマだからいいけれど・・・。
これから、いよいよ本格的にCUBASEの操作を覚えながら音楽づくりをしていきたい。できればまた自作の曲も作っていきたいのだが、こればっかりは動機付けが難しい。
話は少し変わって、昨今のコンピュータでの音楽事情。
CUBASEの説明書によれば、マイクから録音したボーカルの音程やテンポまでかえられるそうで、こうなるともうコンピュータでなんでも出来てしまうようだ。
5年前に発売されたビートルズの「LOVE」はこれまでの曲をリミックスして作られたアルバムで、こんなのを聞くとコンピュータでここまで出来るんかい? と耳を疑う。
ここまでやられると、もう最近のCGを駆使した映画とおんなじで、音楽もどこまでが実際の音なのか分からない世界になってしまっているようだ。音楽というロマンチックで心を豊かにしてくれる人類の財産が、コンピュータでいじくられてしまうのはなんかイヤだねぇ。と言いながら、まさしく私もそれをやっているのだが・・・。
なんやかんや言いながら、これからも出来上がった作品をできれば小欄で紹介していきながら、音楽について述べていきたいと考えている ハリー東森 である。
(この項 了)